新卒採用革命®

新卒採用革命®が求められる理由

若年層の早期離職
  • 定年まで勤務したいと考えている新入社員は減少しましたが、一方で、2~3年で退職したいと考えているわけではありません。
  • しかし、新入社員の1/3が3年以内に離職しています。
離職理由から見えること
  • 離職理由で最も多いのが労働条件(給与、休日、労働時間など)、次に人間関係(同僚、上司など)、三番目が仕事そのもの(やりがいや将来性など)になっています。
  • では、これらの理由は入社前に知り得ないことなのかを考えてみると、労働条件は明示されていて、確認も可能なものですから、新入社員側の瑕疵とも言えます。
  • 一方、人間関係や仕事そのものは、現在主流の面接を通じた採用プロセスではなかなか見えにくいと言えます。
新卒採用プロセスの変革
  • これらの事実から、今の面接を中心とした新卒採用プロセスを継続することは、企業や新入社員にとって時間とコストの浪費になるだけではなく、日本全体で「ムダ」を量産していることにつながっています。
  • 従って、この新卒採用プロセスを変革し、離職理由につながりそうなことを事前に減らしておくことが求められています。
保守的な人事部門が最大の敵?
  • 人事部門の方を敵に回すようですが、人事部門に所属されている方は保守的になります。
  • その最大の理由は、褒められる機会は少ないのに、叱られる機会が多いから。
  • だから、マイナーチェンジはやりますが、フルモデルチェンジはやりたがりません。
  • それが、数十年変わらない新卒採用プロセスを生んでおり、企業の、日本の大きな損失につながっています。

25卒から変わるインターンシップについて

変更ポイントインターンシップが4つの体系に分けられ、一部については 条件付きで採用活動への活用が可能 となる

インターンシップ4つの体系
  • オープンカンパニー
  • キャリア教育
  • 汎用的能力・専門活用型インターンシップ
  • 高度専門型インターンシップ

新卒採用革命®について

ゴール

汎用的能力・専門活用型インターンシップをフル活用する→ 新卒採用の質的・量的「成功」

コンセプト
  1. 採用プロセスを「面接」主体から「インターンシップ」主体に
  2. 「経験学習モデル」を活用した優秀な人材の見極め
  3. 次年度以降は人事採用部門が自立的に運用できる体制に

新卒採用革命®のコンセプト詳細

採用プロセスを「面接」主体から「インターンシップ」主体に
  • 選考目的とインターンシップ目的では、同じエントリーでも学生の印象としての「重み」が異なります。 ※選考>インターンシップ
  • 従って、母集団形成において、インターンシップをフルに活用した方が質的にも量的にも有利となります。
  • インターンシップを通じ、自社理解も進むことでアンマッチが解消される可能性が高くなります。
  • 多くの研究結果により、選考において、面接という手法が効果的ではないという報告がなされています。
「経験学習モデル」を活用した優秀な人材の見極め
  • インターンシップのコンテンツ作成、運営に、デイビッド・コルブ氏の提唱する「経験学習モデル(※)」を活かすことで、入社後の早期戦力化、また継続的な成長が期待できる人材を見極めることが可能になります。
  • 面接という限られた時間、環境、条件下での判断ではなく、インターンシップという少し長い時間で自身の経験を「糧」にできる能力の有無、あるいはそうした能力の開発可能性を判断材料にすることで、活躍可能性の判断精度が劇的に向上します。
次年度以降は人事採用部門が自立的に運用できる体制に
  • 次年度以降は、人事・採用部門が自立的にこの採用プロセスを運用できるような体制になるための支援をすることで、継続的にコストが発生しないようにします。
  • 人事・採用部門が、経験学習モデルを活用したインターンシップ制度を自立的に運用できるようになることで、中途採用や既存社員の育成等、新たな人事課題へのチャレンジが可能になります。
経験学習モデル①

人は何から学び、成長するのか――米・ロミンガー社が優れたビジネスリーダーの経験について調査したところ、7割が「仕事経験から学ぶ」と答え、後は「他人から学ぶ」が2割、「研修や書籍から学ぶ」が1割と答えました。

「人は経験から学ぶ」と言われて異論を唱える人はいないでしょう。しかし、「同じ経験をしたら同じ学びを得る」と言われれば、多くの人が違和感を覚えます。つまり、人は「経験」から学ぶものの、その「学び」には「差」があるということです。そしてこの「学び取る力の差」が、社会人になってからの「成長スピードの差」になり、成長スピードが速い人は新たな機会に巡り合う可能性が高まり、その機会によってまた新たな「学び」を得ることで好循環が生まれてきます

経験学習モデル②
経験学習モデルグラフ
具体的経験

その人自身の状況下、具体的な経験をすること。経験の場で視覚・聴覚.感情などによって物事を感知。

省察

自分自身の経験を多様な観点から振り返り内省すること。経験によって感知した事柄を深く振り返り、内面化。

概念化

内面化により抽出された気付きを基に独自理論「マイ・セオリー」に作り上げ、一般化・概念化すること。

実践

その理論を、新しい状況下で実際に試行すること。本質を掴むことで、より応用的な実践につなげる。

新卒採用革命®のサービス詳細

インターンシップコンテンツの開発支援

インターンシップで実現したいことの整理

  • 貴社、あるいは参加する学生の双方にとって、このインターンシップ遂行(あるいは参加)前後での変化(=ゴール)を言語化します

経験学習モデルを用いたインターンシップコンテンツ開発支援

  • 上記ゴールを実現するためのインターンシップになるためには、どのようなコンテンツにするのかを伴走しながら支援します
  • 学生を評価するための基準作りを支援します
インターンシップの運営支援

母集団形成に対する助言

  • 「このインターンシップに参加した学生が得られるものは?」の問いに対する答えを言語化し、告知するための助言を行います

インターンシップ運営の支援

  • 参加した学生が提出する日報の評価とフィードバックコメントの支援
参加学生の評価支援

インターンシップに参加した学生の評価

  • 最終的な評価をし、フォロー対象の学生を選定する場面で助言を行います

新卒採用革命®を利用した場合のメリット

  1. インターンシップの集客力が向上し、母集団形成が良化します
  2. 選考力が向上し、入社後に活躍する人材の判断が適切になります
  3. 面接のための工数(日程調整、面接官工数等)が大幅に削減されます
  4. 学生の自社理解度が向上し、入社後のミスマッチが減少します
  5. 学生との情緒的な関係性が強化され、学生の意向度が向上します

新卒採用革命®事例

イメージ

業界

  • 人材育成

背景

  • 業界自体の認知が低く、結果的に志望者数、応募者数が少ない
  • 新卒採用者の離職者が多い
  • 実現したいこと

実現したいこと

  • 母集団形成
  • 業界理解、仕事理解、志望度アップ、適応性
  • 学生の自己認知力アップ

当社の関わり

  • クライアントの新卒採用成功に向けた課題整理
  • 採用人数だけではなく、入社後の活躍・定着まで見据えたインターンシップの役割整理
  • インターンシップコンテンツ案(2日Ver.、5日Ver.)作成支援
  • インターンシップの運用支援